2020年09月16日

ムリ・ムダ・ムラ 第44回『満ち足りる』

 満ちていれば足りている。だが、足りているから満ちているとは限らない。


 足りていれば本来の目的は果たせている、間に合っているはず。必ずしも満ちる必要はない。


 「知足者富」とはよく言われるが、「知満者富」とは聞かない。

足りるかどうかは自分で決められる部分もある。満ちるかどうかは器次第。器は決められない場合も少なくない。


 『満ちていない≒足りていない』という誤解が不幸の始まり。

持っている器が満ちたときにわかるのは、もっと大きな器があること。
100億円手に入れた先には、100億1円以上が見えるわけである。



 欲には際限がない。数字の位を思い起こせばよく分かる。恒河沙とか、不可思議とかそういう単位である。#1恒河沙円っていくらだ?


 満ちた瞬間に起こるのは、減り始める、欠け始めることである。

足りるを知れば心が満ち足りる。
満ちるを知れば、さらに大きな満ちるを知ることとなり、心は満ち足りない。


『満ちる≠足りる』を知るだけでも穏やかに過ごせそうである。

 満たそうとすることで心が満ち足りるのはムリである。満ちた瞬間にこぼれ始め、減り始め、かけ始める…。足りる以上のものを求めても、満ち足りることはない。…足りるの多くは、自分で決められる(決めないといけない)。




今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 10:04| Comment(1) | ムリ・ムダ・ムラ