2019年11月11日

ドーナツとドーナツの穴 第19回 『「ありふれた」論』 その3

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第19回は『「ありふれた」論』 その3


 やっかいなのは、あなたに「ありふれた以上の何か」があるときだ。そもそもありふれた以上のことはありふれていないわけだから、新奇性や特殊性にあふれている。

『理解者がいない(少ない)』

わけである。だから、ちょっと誰かに相談したり、声をかけてみても反応は良くないことが多い。そもそも、ありふれた人には理解できない、思いつかないようなことだから、「ありふれた以上の何か」なのだ。


 上記はまだましなことである。もっと恐いことがある。もしあなたに「ありふれた以上の何か」があるとして、それを理解できる人がいるとする。それがもしあなたの近い業界の人であった場合、「横取り」リスクが出てくる。

・「ありふれた以上」でないように見せかけて横取りしたり
・「ありふれた以上」のことであることを認めた上で、協力するふりをして最後の最後で横取りしたり

……

といったことである。上司に手柄をとられた…、なんて話はよくあることはないだろうか?横取りは「近しい業界人」「会社の同僚、上司、部下」「親しい知人、友人」など、『身近な人から』されるのである。遠い他人はまず『横取り』しない…。

……


 もちろん、滅多なことで「ありふれた以上の何か」を手にすることはない。だからこそ、手にしたときは貴重なのである。だから、周囲から認められないことが続いたり、横取りされたときのショックは大きい。そうならないようにするためには、

「フラットにあなたやあなたのアイデアを評価してくれる相手」

が必要である。利害関係がない上で、あなたの「ありふれた以上」をきっちりわかる人。そんな人いるのか?と思うくらい見つけるのが難しいのだが、それを見つける唯一の方法は、

「あなたが相手自身や相手のアイデアをフラットに評価する」

ことである。そうすれば、相手もそうなってくれる可能性はある。さて、利害関係のない状況で、良くも悪くもフラットに評価したり、されたりする人が現状で何人いるだろうか?……


 利害としがらみに塗れて、本当にありがたい人が誰だったかわかる…。後悔しきりです。その人に受けた恩を少しでも誰かに返せれば…、と思う。


「ドーナツ」= 利害関係を超えて、「フラットにあなたやあなたのアイデアを評価してくれる相手」を探すのは難しい

「ドーナツの穴」= 上記のような人を見つけるには、利害関係を超えて、「あなたが相手自身や相手のアイデアをフラットに評価する」人になること


今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 12:25| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴