『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第117回は『4月入学9月入学』
グローバルな人材を目指しているのに、「現時点で、4月入学、9月入学をどうこう言っている人が、本当にグローバルな人材になれるのか?」と素朴に感じてしまうのは僕だけでしょうか?
基本的には、学生をはじめとした関係者が一番納得できる形ですすめばいいと個人的には思う。それ以上でもそれ以下でもない。
準備期間が…、調整が…、混乱を生じるし…、その通り。でも問われているのは、
「その状況でどうするのか?」
なのだ。準備万端、調整万全、混乱なし…、そんな状況でことをすすめたられたなんてこと、僕にはない。もちろん今回のコロナのようなことが人生で起きたことはないが……。
「仮にグローバルな人材を育成することを目標とする。」とした場合、入学時期だけではなく
「必要な単位等を、努力次第や能力次第で早くとれる仕組み」
を作ることが大事なのではと思う。いわゆる飛び級とかそういうことだ。
一般科目、共通科目の多くは、アーカイブ化できるはずだし、実際Courseraみたいなものもあって、オンライン学習も含め、そういうシステムでカリキュラムを組みなおせば、おそらくかなりのコストダウンとシステム化は十分可能性がある話だと思う。
そもそも、
3か月でできることを1年でやる
ような状態で、優秀な学生ややる気のある学生を縛ること自体がナンセンスだと、やる気のない大人の僕でも思ったりもする。
コロナ下だからこそ……、なんてことはなく、
「コロナに関係なく、4月か9月かの議論は進めるべき」
だし、
「4月入学、9月入学に関係なく、グローバルを目指す人は頑張って欲しい」
そういう人を少しでも応援できるような社会にしたいと、「ローカル」な僕は思う。
「ドーナツ」= 『4月入学、9月入学』
「ドーナツの穴」=『「4月入学、9月入学に関係なく、グローバルを目指す人は頑張って欲しい」
そういう人を少しでも応援できるような社会にしたいと、「ローカル」な僕は思う。』
今日はここまで。文責 江口
