『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第310回は『何かしらの実用性を伴わない話題性をもとめる事象はより過激な方向に向かう』
ここで言う実用性とは広い意味での『使える、役にたつ』ということである。全く何の役にも立たないものが話題になるか?という話もあるが、話題になるということは何かの役に立ったということは間違いないだろう。
ただしそれは過去(形)である。
話題が先行して実用性に持続性、継続性のないものは新たなことを「仕掛け」続けるしかない。それが新たな「実用性」の提供ならばまだましだが、そうでなければ、仕掛け方の刺激を強くするしかなくなる。
そこで、話題性が低下しない(話題性の持続力を高めるために)仕掛けの中に「希少性」「飢餓感」「渇望感」というものを混ぜ込む。
『話題になるがそう簡単には手に入らない、簡単に利用できない』
そう思わせる仕掛けである。
急激に話題になれば、飽きられるのも当然早くなる。とはいえ話題になるスピードをコントロールするのは難しい。だから話題を提供する場所、量、範囲は少なくとも意識した方がいい。これはどちらかといえば仕掛けるまえの「仕組み」の問題になるだろう。
離陸が話題性なら、着陸が実用性。着陸する地点が目的地である。飛びあがるだけではいつか墜落する。着陸せずに飛び続けることは出来ない。
「ドーナツ」=『話題が先行して実用性に持続性、継続性のないものは新たなことを「仕掛け」続けるしかない。』
「ドーナツの穴」=『離陸が話題性なら、着陸が実用性。着陸する地点が目的地である。飛びあがるだけではいつか墜落する。着陸せずに飛び続けることは出来ない。』
今日はここまで。文責 江口
