2021年10月27日

不完全終活マニュアル その10

先が見えない人生の、終わりが見え始めた多くの人に贈る…?

 『不完全終活マニュアル』 その10

 『ペットを飼うにはよほどの覚悟と準備が必要』

 終活を考えるなら、個人的には相当の覚悟と準備がないとペットは飼わないほうがいいと思う。飼うという言い方はペットに失礼だ。ペットは家族である。で、生まれて(一緒に生き始めて)から死ぬまで一定の世話が必要な家族だ。そういう認識が必要になる。



 単身者なら、自分に何かあればペットはたちまち命の危機に瀕する。実際に単身世帯の飼い主が室内で孤独死し、その後ペットも餓死した…、なんてケースもある。飼い主の遺体を…、なんてこともないことはないのだ。



 ペットを飼うにも体力がいる。年齢を重ねるとよけいにそうだ。で、ペットも年を取る。ますます体力がいるようになる。



 ペットも大人になる。自分の家族を持ちたいと思うこともあるだろう。飼い主の多くは動物好きだろうから、もっと家族が欲しい、あるいは保護してあげようと思うこともあるだろう。

何のケアもしなければ、頭数はどんどん増える。多頭飼育はもっと体力がいるだろう。



 元気なうちは『かわいい』でペットも人間もなんとかなる。お互い年をとれば『かわいい』だけでは乗り切れない。

ペットの寿命は人間の6分の1くらいだろうか?(10年から15年くらいか。ちなみに犬の最長寿は29歳5か月という記録らしい)とすれば、健康寿命から考えれば、だいたい60歳以上の人がペットを飼うのは相当の覚悟と準備が必要だ。単身者も同様である。




 自分が飼えなくなった後、あるいは自分が逝った後のペットと生きてくれる人。そういう人はいるだろうか?






 今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 10:10| Comment(1) | 不完全終活マニュアル