2021年10月04日

不完全終活マニュアル その5

先が見えない人生の、終わりが見え始めた多くの人に贈る…?

 『不完全終活マニュアル』 その5

 『火葬式(直葬)』。一番シンプルな葬式のスタイルである。コロナの影響もあるためか、このスタイルを結果的に選ぶ家も増えたようである。※その後やはり遺族に悔いが残るためか、再度お見送りの式を行うような家も少なくない。



 国民健康保険加入者が亡くなった場合、葬祭費が支給される。社会保険からも同様に埋葬費が支給される。もちろん葬祭費だけですべてをまかなうことは不可能だが、ありがたい制度である。



 家がお寺の檀家になっている場合は、葬式のスタイルは先にその寺に相談したほうがいい。最終的にお骨をどこに収めるのかなどに関わってくるからだ。



 ちなみに日本でも土葬が出来ないわけではない。土葬できる場所が極端に少ないだけである。


 「出来るだけ派手な葬式を挙げたい」という人に出会うことは少なく、「家族だけで、こじんまりとした葬式でいい」という人の方が圧倒的に多い。



 生前葬というものもあるにはあるが、本来の「葬式」とは少し意味合いが違うことも多い。



 葬式は自分では出来ない。葬式に限らず、死後は全て遺った人次第になる。遺言等である程度規定できることはあるが、そうでないものは「お願い」するしかない。個人のお願い通りにやるやらないは遺った人が決められる。


 「葬式は生きる儀式である」なんてCMがあったが、実際、『葬式は生きている人が行う儀式』である。生前に「死んだら終わりだから、適当にやって」などと言われて適当に出来るものではない。適当ではなくきちんとお願いしておくことの一つである。


 『葬式(死後の儀式)にはこだわりがないから、出来るだけ安く、家族だけで、シンプルに』

終活している多くの人が望むことは、生きている遺る人の負担にならないこと。派手な葬式を望む人が少くなるのは当然である。

 




 今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 12:19| Comment(1) | 不完全終活マニュアル