2021年10月07日

不完全終活マニュアル 番外編

先が見えない人生の、終わりが見え始めた多くの人に贈る…?

 『不完全終活マニュアル』 番外編

 『いざというとき頼れる人間関係をというが…
 
万が一、いざというときに頼れる「誰か」の存在が終活では大事だとある。それは事実である。
終活は、自分で何とかできること、自分で何とか出来る間のことを考える必要はない。

自分だけではどうしようもない、どうしようもなくなった状況をどうするか?

これが終活で考えることなのだ。


 「本当に大事に思う人を自分の万が一の場面に巻き込みたくない」という感情も、自然な感情の一つだと思う。

「身内ならば(老後の)世話をして当然」というのが、最近耳にするアンコンシャス・バイアスなのかはわからないが、「身内だから迷惑をかけたくない」というのも同じくらい自然な思いではないかと思う。



 大事な人だからいざという時は助けたい。大事な人だからいざという時は迷惑をかけたくない。こういう気持ちが自分や周囲の終活を考える上では必要ではないか。

逆に、

どうでもいい関係性だからいざという時でも助ける気がおきない。どうでもいい関係性だから迷惑をかけても何とも思わない。これだとどうなるだろう?



 終活は死に向かう自分がかける迷惑の後始末をどうするのか?を考えることである。迷惑をかけずに…、というのは不可能である。

よくありがちだが、自分は迷惑だと思わない人ほど周囲に迷惑をかけ、自分は迷惑ではと思う人ほど案外周囲は迷惑だと思っていない。



 終活に関して言えば、後始末でだれかの世話になる(迷惑をかける)しかない。多かれ少なかれ誰かに迷惑をかけて逝く。それを受け止めて準備することが終活である。





 今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 09:01| Comment(1) | 不完全終活マニュアル