2021年10月18日

ドーナツとドーナツの穴 第308回『想定の頻度、想定の持続時間』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。

 第308回は『想定の頻度、想定の持続時間』

 何かを想定するとき、想定の精度は確かに大事である。が、想定の頻度、想定の持続時間も結構大事になる。要は想定すべきことを「どのくらい(真剣に)考えている時間があるか?」ということなのだが。



 専門家やプロは携わる分野に関わる時間、いわば想定の持続時間が素人のそれとは桁違いである。大災害で準備を怠らない人も、やはり「避難」について思いめぐらしている時間が長いから助かる確率が高くなる。



 想定の精度が高くても、それを必要な時に想起できないと意味はない。言い換えれば精度の高い想定を必要な時に想起できるようにするために、途方もない時間をかけ続けているのがプロ、専門家である。



 大災害が起きた時、誰しもが突然「避難のプロ」にならざるを得ない。結果責任を受け入れるという意味では。とすれば、想定の頻度と持続時間を一定量意識的にかけた方がいい。

1週間に1回なのか…、1カ月に1回なのか…、年に数回なのか……?

1回あたりが5分なのか、10分なのか、30分なのか…?

最適解はわからないが、

『想定したことを必要な時に想起できるくらいの頻度と時間』

ということになるのだろう。



 想定したことをしっかり想起できるように。せっかくの精度の高さを無駄にしないためにも…。想定外でないのに想起できなかった。それではあまりにも悲しい…。






「ドーナツ」=『何かを想定するとき、想定の精度は確かに大事である。』

「ドーナツの穴」=『想定の精度が高くても、それを必要な時に想起できないと意味はない。言い換えれば精度の高い想定を必要な時に想起できるようにするために、途方もない時間をかけ続けているのがプロ、専門家である。』



 今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 10:30| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴