見込みがあるとは、その予想が当てはまる場合、通常は予想した本人にとって都合が良い場合に使う。
しかも、自分の範疇に収まると思っているものに対して言う言葉である。
そう思うと「見込みがある」は、場合によってやや不遜な言葉遣いであるとも言える。
見込みがないには、見込みが予想する本人の範疇を超えている場合も含んでいる。
見込みのある人だと思う人から、見込みがあると思われる。
見込みのない人だと思う人から、見込みがあると思われる。
見込みのある人だと思う人から、見込みがないと思われる。
見込みのない人だと思う人から、見込みがないと思われる。
お互いに見込み違いしている場合も少なくないが。
とある状況で見込みがないという見込みがある…。
その見込みは見込み違いの可能性が高いと見込まれている。
さて、見込みがあるのかないのか…?
見込んだ人には見込まれたい。
見込んでない人にも見込まれたい。
見込まれていないなら見返したい。
見込まれてないから見返したいと思っていることが見込まれている。
……
業と結びの見込みの甘さが、この文章の見込み違いを起こしたようだ…。
今日はここまで。文責 江口

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