いわば、「小説は事実より奇なり」を目指していると思われる。
小説といえども、あまりにも突飛な「奇」というのは万人には受け入れられないこともある。
万人の中で程よい「奇」が「奇」と受け入れられやすいというのが現実だろう。
※万人に受け入れられたいかどうかはともかくとして。
「奇」かどうかは本人の常識次第。
本人の常識がアップデートされていないだけで本当は「奇」でないこともある。
「奇」であると「ざわざわ…」する前に、(自分の)常識が古くなっていないかをチェックすることだ。
小説より奇なる事実をもとに書かれた小説が存在するとき、その事実は小説より奇なのだろうか?
※ただし、小説家の筆力は十分あるものとする。
今日はここまで。文責 江口

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