ドーナツとドーナツの穴 第7回 『利害を超えた関係』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第7回は『利害を超えた関係』


 大人になるということは、ある種「利害のある関係」が増えていくことを意味しています。実は子供時代であっても、「利害のない関係」「利害を超えた関係」というのは少ないことに、大人になってから気づいたりします。


 そんなわけで「利害を超えた関係」というものは貴重でありがたいもの…、というのを痛感します。久しぶりに会う旧知の友人などがそうです。


 「利害を超えた関係」を使って、「利害ある関係」を作ろうとすると、「利害ある関係」だけが残り、「利害を超えた関係」が残ることはありません。友人、知人と一緒に起業するのを避けたほうがいいのはその為です。仕事に失敗したり、立場が変化した状況で、「利害ある関係」がなくなったとしましょう。

そうなると「利害を超えた関係」のために、「利害ある関係」を解消しても戻ることも残ることもありません。そこに残るのは、多くの場合、

『無関係』

もしくは、

『怨恨』

になります。幼馴染や学生時代に始めたバンドの関係性が、売れるにつれてほとんど崩壊するのは、ほぼこれだけで説明できます。


 仕事上で、「利害を超えた関係」を作るのは不可能だと知りました。「利害ある関係」をクリアしてこその仕事。ただし、「利害ある関係」をクリアした先に、「利害を超えた関係」があるというのもまた事実。ただし、その成立は相当まれであるといえます。

『大人になってからの本当の友人』

というのはだから貴重なのです…。多分。同時に、

『大人になるまでの本当の友人』

も相当貴重であるといえます…。絶対。利害が少ないうちの人との交流は大事にしたほうがいい…。「利害のある関係」からしか始まらない、大人になる前に…。


 「利害のない関係」から始まる大人どうしの付き合いもある…、という反論があるかもしれません。だがそれは、「利害のある関係」をきちんとクリアしているからできるものなのです。大人の付き合いで、「利害のない関係」から始まるもの、それはほぼ「無関係」から育つことはありません。育つということは「利害がある関係」で、お互いに「何らかのメリット」があったということなのです。


「ドーナツ」=大人になってから出来た『利害を超えた関係』

「ドーナツの穴」=大人同士なら、まずは『利害ある関係』をクリアしてつながっていると言う事実


今日はここまで。文責 江口
IMG_20191031_103727_3.jpg
この記事へのコメント
8
本人です。カウント用
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


午後のパレードプロモーションビデオです。(youtubeより)


午後のパレード振り付けビデオはこちらからどうぞ:スガシカオオフィシャルウェブサイトより