2019年11月26日

ドーナツとドーナツの穴 第33回 『関連性』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第33回は『関連性』


 関連性があると思いたがる人がいる。その代表格は「妬み」の感情を持った人だ。自分の状況を「誰かの」せいにして妬む…。ただその感情は誰にでも普通の感情である。


 例をいくつか考えてみよう。あなたの隣人が相当な資産家だったとしよう。その資産を妬むだろうか?たぶん、妬みはゼロではないがそれほど気にはならない人が多いのではないか?

『隣人とあなたの資産状況に関連性がない』

と思えるからだ。

では、これが職場の同僚や後輩、あるいは中学時代の同級生だった場合はどうだろう?とたんに妬みだす人が増えるのではなないだろうか?だが、よく思い返してほしい。

『その同僚や後輩、同級生の資産状況とあなたのそれに関連性はあるだろうか?』

もう少し卑近な例を挙げる。これを男女の関係性に当てはめるともっと露骨になる。よくモテる有名人とあまりモテない人がいたとしよう。これも嫉妬はゼロではないが少ないはずだ。

では、これが職場内で持てる同僚であったり、学校内でモテた同級生ならどうだろう?妬みの感情が出てくる人も多いのではないか?だが、よく思い返してほしい。

『モテる同僚や同級生と、モテない人の状況に、どれほどの関連性があるだろうか?』

……

 人は本来関連性がないものであっても、自分の状況を自身が納得するために都合よく関連付ける。しかもそれが、『自分の手の届く範囲、目の届く範囲』、いわゆる自分のテリトリー(と思っている場所)で起こることなら尚更だ。だが現実はそうではない。厳しい話だが、

『資産状況にしても、モテの状況にしても、少なくとも周囲のそれとは関連が(ほとんど)ない』

これが真実である。

……

 嫉妬が何かのパワーになることもあるかも知れない。だが、不要に関係ないものを関連付けるのは、自分への言い訳だけになるかも知れない。

『自分が変化しない、できないことの言い訳』

になっていないだろうか…。

 『多分、自分と周囲に起こる多くのことに、自分が思うほどの関連性はない』

 『自分に起こる多くのことは、ほとんど自分に原因がある』


妬みの感情が沸いたら、これをちょっと思い出すようにしている。少なくとも、僕が太っているのは間違いなく僕のせいだ。痩せている同僚を妬んでも何も変わらない…。


「ドーナツ」= 『関連のないものに関連性があるという思い込み』

「ドーナツの穴」= 『自分の状況に対する言い訳』



今日はここまで。文責 江口
IMG_20191031_103727_3.jpg
posted by 江口 匡成 at 11:50| Comment(0) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: