2019年12月22日

ドーナツとドーナツの穴 第59回 『因果と相関』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第59回は『因果と相関』


 因果関係と相関関係は全く違う。因果関係はなくても、統計処理によっては相関関係が見えることがある。これを疑似相関というのだが、

「アイスクリームの売り上げが伸びると、水難事故が増える」

という例を考えれば、どちらもおそらく「夏の暑い時期」の話だから当然相関関係はあるだろう。だが、因果関係はない。他にも、ちょっと古い話だが、

「DREAMS COME TRUEの人気があがれば株価が上がる」

なんて分析もあったりした。
これに関しては、因果はない。(ある特定の時期を取り上げれば相関がある可能性はあるが)これが事実なら、ドリカムが引退したら株価はどうなるのだろうか?……

……

 因果関係に関して言えば、よけいにやっかいだ。因とおもっているものが実は果だった…、なんてことが結構あったりする。一番気になるのが、「地球温暖化二酸化炭素原因説」に関することだ。

因:大気中の二酸化炭素が増えた
果:地球が温暖化している

と多くの人は思っているが、それは事実とは限らないかもしれない。

因:地球が温暖化している
果:大気中の二酸化炭素が増えた

の可能性が実は高かったりするのだ。


 そもそも二酸化炭素の地球温暖化に対する影響は少ない。これはネットで検索すればすぐにわかる事実だ。さらに、「地球温暖化二酸化炭素原因説」の根拠となったデータが微妙なのだ。これも検索してほしいが、

『気温が上がってから、二酸化炭素が増えている』

と見た方が自然なグラフだったりする。


 因果関係は、因と果の位置づけを間違えると、事実誤認の始まりになる。なまじ相関関係がそこに見えると、修正がきかなくなってしまう。それが地球温暖化二酸化炭素原因説の現実だと思う。地球温暖化は進行しているが、それと二酸化炭素を結び付けるのは、因果関係から言えば、かなり強引で微妙な話なのかもしれない。
※所説あり(としておけば問題ないだろう)

 『相関関係があるからといって、因果関係が成り立つわけではない』

 勉強時間と成績にはおそらく相関関係はある。だが因果関係は成立するとは限らない…。そういうことなのである。

 

「ドーナツ」= 『相関関係』

「ドーナツの穴」= 相関関係があることと、因果関係があることを混同しないこと。それが正しい認識をもたらす第一歩。



今日はここまで。文責 江口
IMG_20191031_103727_3.jpg
posted by 江口 匡成 at 09:02| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
3C
Posted by 本人です。カウント用 at 2019年12月22日 09:22
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: