2019年12月25日

ドーナツとドーナツの穴 第62回 『「たて」論』〜壊れ「たて」のradioは完全に壊れている〜

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第62回は『「たて」論』〜壊れ「たて」のradioは完全に壊れている〜


焼き「たて」
炊き「たて」
揚げ「たて」
作り「たて」


……「たて」は基本的にフレッシュな意味合いがある。だから飲食店などは、「たて」を売りにする。逆に時間を置いて管理した「熟成」を売りにする場合もあるが…。

「たて」はフレッシュだというが、缶チューハイのしぼり「たて」にはちょっと違和感がある。収穫して24時間以内に缶に詰めたからしぼり「たて」というのはちょっと乱暴な表現のような気はする。しぼり「たてっぽい」、しぼり「たて風」くらいがちょうどよい表現のように思う。

……

 「たて」には

『もうもどれない状態まで変化した』

という意味がある。副題どおり『壊れ「たて」のradioは完全に壊れている』
壊れ「たて」だから、壊れているよりまし…、なんてことはない。

焼いたら、焼く前の状態にはもどらない。
炊いたら、炊く前の状態にはもどらない。
揚げたら、揚げるまえの状態にはもどらない。
何かを作ったら、作る前の状態には基本もどらない。


「不可逆的な状態まで変化した瞬間」=「たて」

なのである。

……

 多くの場合、「かけ」は「たて」に向かうスペクトラムな状態である。いつもはいている靴下は、だんだん薄くなって、いつか破れる。通常は、全く破れていない状態から急に破れるわけではない。(例外はあるが)言い様によっては、履いた瞬間に少しずつ、でも確実に、

「破れかけ」の靴下になり、
「破れたて」の靴下になる。

靴下なら、新しいものに履き替えたらいい。だが現実社会はそうはいかない。

『「かけ」のうちに対応しないと、「たて」になった瞬間に手遅れになる』

もどれない状態になると大問題になることも多い。人口問題や、高齢化問題、環境問題などにその例である。

『「かけ」の中に、「たて」に変化するまでに対処できる最後のポイントがある』

ということなのだ。難しいのが多くの場合、『通り過ぎないとそのポイントがわからない』ことだ…。だから早め早めの対応が大事なのだが、「かけ」でも明日は大丈夫、大丈夫、大丈夫…と思って気づくと「たて」になるのが問題なのだ。

次回、『「かけ」・「たて」論〜point of no return〜』に続く


 

「ドーナツ」= 『壊れ「たて」のradio』

「ドーナツの穴」= 壊れ「たて」のradioは、完全に壊れている。「たて」とはもうもどれない状態まで完全に変化したという状態のこと。



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 16:16| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
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Posted by 本人です。カウント用 at 2019年12月26日 10:00
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