2020年01月16日

ドーナツとドーナツの穴 第73回『履歴書に自分は出てこないという話』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第73回は『履歴書に自分は出てこないという話』

 とある日の職場の会議で話したことである。周囲にややこしい人間だとまた思われたことだろう…。


 履歴書を思い浮かべて欲しい。履歴書に自分は出ているだろうか?自分のことばかり書いてあるから、間違いなく自分が出てくるのでは?と思う人もいるかもしれない。

学歴は、あなたの学んだ歴史であってあなたではない。職歴も同様。

資格等は、あなたが持っているものであって、当然あなたではない。

生年月日は、あなたの生まれた日付であってあなたではない……。



 とはいえ、『名前』は自分だろう!!と思うかもしれない。だが違う。あなたの名前はあなた自身ではない。例えば「ライフ」と言う名前を思い浮かべて欲しい。

・スーパー
・コント番組
・人生
……

等々、想起されるものは人によって違う。前後の文脈や関係性で、名前も微妙になる。そもそもあなたの「名前」は任意の点に名付けられた「点P」みたいなもので、「点P」そのものではない。その証拠に、名前を複数持っている人も存在している。同じ人物を表しているにも関わらず…。


 自分は存在するが、自分の存在を示すのは、「自分以外のもの」の集合。もっと言えば、

『自分に関連の深いものの集合』

のなのだ。自分だけでは自分を証明も説明も、理解もできないのである。

『自分にとって関連の深いもの、大事なものとの関係の中で人は生きている』

外圧によって変化することをとやかく言う人もいるが、外圧≒自分以外との関係性の中でしか人は変化できないのである。変化には、「外(誰か、何か)の力が必ず必要」。それが人間なのである。自分自身で変化しているように思っても「誰かの、何かのおかげ」なのである。


 ……なんてことを考える前に、やることがあるのが自分の人生なのだ。そしてやったこと、出来たこと、残したものが履歴書にまた刻まれる……。そうやってまた自分が出来ていく……。自分を生きて行く…。


「ドーナツ」= 『履歴書』

「ドーナツの穴」= 『履歴書には、書いた本人に関係の深いものが書いてあるが、本人そのものではない』



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 08:54| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
4A
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年01月16日 09:15
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