2020年01月21日

ドーナツとドーナツの穴 第76回『財布』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第76回は『財布』

 財布はお札と小銭、カード等に分類されている。それはその方が使いやすい、管理しやすいからだ。わざわざ「小銭入れ」や「マネークリップ」等があるのも使いやすさ、利便性の為だ。※もちろん、おしゃれの要素もあるにはあるだろうが…。

仮に一つの袋に雑多にお札や小銭が入っていると、相当使いにくい。それにレシートなどが混ざるとより大変になる。

……

 多様性が求められる時代になった。それは基本的には良い事だと思う。ただ、『分類されていない財布』を想像すると、多様性を維持するための「管理コスト」の増大はやはり意識せざるを得ない…。

ならばより「小さい集団」、お金で言えば「少額」で管理すればと思うが、それでもやはり「集団ごと」「少額ごと」に管理する手間≒コストは増大するのだ。集団を置いておく場所にもコストがかかる。小集団が増えれば、管理する場所も当然増えていく…。そして管理業務も、管理する人も…。



 お金ならキャッシュレスといった技術革新に向かえば、「価値のやり取り」だけになるのでまだ管理コストの増大は抑えられるだろうが、人、人間関係はそうはいかない。人、人間関係そのものは何かに変えられるものではないのだ。ちょっとおおげさな書き方だが、人類が存続する限り残るもの、それが人そのものであり、人間関係なのだ。


 コストをどこまで引き受けられるのか、あるいは雑多なまま管理を諦め、一定の自律に身を任せるのか…。財布の中の、レシートを整理しながら「多様性のジレンマ」を思う…。

「ドーナツ」= 『財布はお札や硬貨ごとに分類してあるから使いやすい』

「ドーナツの穴」= 『分類を止めると、多様性は増大するがコストも増大する』



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 08:08| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
4D
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年01月21日 08:16
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