2020年02月03日

ドーナツとドーナツの穴 第85回『閉じたり開いたり』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第85回は『閉じたり開いたり』


 閉じたり開いたりするのは心の扉……、という話をしたいのではない。心の扉は、閉じっぱなしも開きっぱなしも問題ではあるが、適度に開閉していればそれで十分だと、

心の扉を「家政婦は見た」くらいの開け具合で、『世間』をのぞき見している僕です。

……

 さて、本題。

・開いた組織
・閉じた組織

という言い方をする。一般的には、開いた組織、もとい『開かれた組織』の方が良いとされることが多いように思う。だがそれは、一定の成果、歴史、認知度等「何かをなした組織」の場合である。できたばかりの組織はそもそもそんなことを気にしている場合ではない…。


 組織の時期や、状況によって組織にも

『開いている方が良い状態』



『閉じている方が良い状態』

があるということである。ざっくり書けば、

『組織力を高めたい、組織内での影響力を強くしたいときは閉じた方が良い傾向』

『認知度を高めたい、拡大したいときは開いた方が良い傾向』

が見て取れる。組織がおかしな方向に行くとき、この開閉がおかしくなっていることが多い。開かれた組織を志向すべきなのに、閉じたままで、組織内の圧力が高まって崩壊…、とか組織のまとまりがなくなっているのに、組織拡大を志向してどんどん開く方向に行って崩壊…、といった例である。

具体的に書けば、
会社経営が上手くいきだして、
スタッフを増員したり、
規模を拡大した方がいいのに、
社長が今の「利益」を優先して、
職場内がブラック化…、
現存スタッフが疲弊して、
「力のあるスタッフ」が一気に退職…。
みたいな例が、「開かないといけないのに閉じている組織」である。

逆にスタッフの数ばかり多くて、
「そもそもの仕事がなく」
「その会社に属するメリット」
が見えなくなっている状況のなかで、
さらにスタッフを募集し続ける…。
そして、メリットを感じられないスタッフが辞めていく…。
みたいな例が、「閉じないといけないのに開いている組織」である。

前者も後者も、意外とよく見られる組織の状況。
あなたの会社や団体を思い出してほしい…。
そんな時期があったはずだし、いまもそういう時期なのかもしれない…。


 『組織も閉じたり開いたりの調節が必要』

当たり前の話…。閉じたまま、開いたままで済むなら、経営(マネジメント)は必要ない。
型はあるが、決まった型が無いから、経営(マネジメント)が必要なのである。




「ドーナツ」= 『閉じたり開いたり』

「ドーナツの穴」= 『開閉の加減が、組織運営のポイントの一つである』



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 10:09| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
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Posted by 本人です。カウント用 at 2020年02月03日 10:28
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