2020年04月01日

ドーナツとドーナツの穴 第105回『どこまでを自分として見ているのか?』その2

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第105回は『どこまでを自分として見ているのか?』その2


 自己最適化、自己利益最大化、自己損失最小化のために、都合よく自分の範疇を変化させる人の特徴は、「損得」で見るとよく見えてくる。

・自分が得している時は、自分の範疇を狭くして、その得を独占する方向に思考し、志向する。
・他人が得している時は、自分の範疇を広くして、その得を共有する方向に思考し、志向する。
・自分が損している時は、自分の範疇を広くして、その損が分散する方向に思考し、志向する。
・他人が損している時は、自分の範疇を狭くして、その損が(相手に)集中する方向に思考し、志向する。


企業などで、起業時の苦労は共有するが、次第に利益が大きくなるとメンバー同士で得、利益を奪い合う方向にいったり、あるいはある組織内での大きな失敗などを部下(他人)に押し付ける傾向が強い上司の行動様式といったことは、ある程度上記の理論で考えれば説明できる。要は、

「自分の損得を優先して、都合よく自分の範疇を変える人」

、信頼できない人とはそういう人のことなのだ。※平時ではわかりにくい場合も多いが…。


 昨今、オンラインサロン等、ネット上でうまくいっている集団組織の特徴は、その組織の求心力、中心となる人物が、

「得も損も(出来るだけ)平等にしようと志向している」

ということがあげられる。ここでは、平等≠均等であることに注目する必要がある。組織そのもの、あるいは組織のプロジェクト等に対する関わりの度合いで損得に差をつける。その差に公平性がある。これが担保されていることが、組織運営に欠かせない要素になっているということである。そしてそれが、

『どのような状況にあっても安定している』=『自己の範疇がぶれない』

、ということの上に成り立っているからこそ、組織に対するほかのメンバーの忠誠心を高めているのである。

『(自分も含め)損も得も(出来るだけ)平等にしようとするリーダー』

が、うまくいっている組織のリーダー像の一つだと思う…。付け加えれば、自己を犠牲にして組織のために尽くすようなリーダーは、これはこれで別の問題があるのだが、ここでは割愛する…。


 非常時ほど、良くも悪くも「本性」が現れる。コロナを乗り切ったとき、組織に何が残るのか…?組織に誰が残るのか…?



 
「ドーナツ」= 『どこまでを自分として見ているのか?』

「ドーナツの穴」=『組織内で信頼されない人の特徴に、自分の損得を優先して、都合よく自分の範疇を変えるということが挙げられる』 



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 09:11| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
7D
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年04月01日 09:26
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