2020年04月07日

ムリ・ムダ・ムラ 第19回『価値』 鴨を見て思う

 近所の側溝に鴨の家族がいた。鳥類の好きな僕は、ちょっとした暇を見つけてはぼんやりとその鴨の家族を眺めていた。今はもう子供たちも成長し、その側溝にはいない時期になっているが…。


 さて、その鴨を見ることはもちろん無料である。その鴨を写真や動画に収めたり、絵を書いたりしても基本無料だ。面白いのは、

『出来上がった写真、動画、絵には値段がつくことがあるということ。』

そもそもが無料のものが、人の手が加わったり、人を通じて手に入れたり、人を通じて知ることによって価値が出る。これが付加価値である。基本的にその付加価値は手を加えた人が手にする。
※もちろん、モデルになった鴨に何らかの権利が発生するわけではない。


 くまモンやQRコードの例を考えると、くまモンの仕掛人も、制作者も、QRコード開発者も、「自分に手に入る価値」を自分のものにせず、あえて循環させることでより大きな価値を生み出している。そういう人は、短期的に手に入る価値を手放して、より大きな価値を手に入れていることがわかる。まあ、そういう人は、その価値をまた循環させるのだろうが…。


 『短期的に手に入る価値に飛びついて、自分の価値を下げるような行動』

それは、最終的には短期的に手に入る価値も縮小する行動である。種もみを食べるような行動だからだ。


 鴨の写真や絵といった作品も、もともとは「鴨」がいてこそ成立したもの。そこを忘れてはいけないと思う。鴨を生み出したり、飼育したり、(最初に)発見したわけではないのだから…。


 正当な権利は認められるべきである。それまでかけた時間や労力がムダにならないように。ムリ(努力)が報われるように…。ただし、その周囲に

『認めらた権利をどう行使するのか?そこに本当の価値が問われている』

ことも忘れないようにした方がいいのかもしれない…。鴨を見て、そう思った…。

 
今日はここまで。文責 江口
IMG_20191031_103727_3.jpg
posted by 江口 匡成 at 08:05| Comment(1) | ムリ・ムダ・ムラ
この記事へのコメント
81
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年04月07日 08:23
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: