2020年04月23日

ドーナツとドーナツの穴 第114回『Too big to fail(policy)』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第114回は『Too big to fail(policy)』


 社会的に影響があるほどの大きな企業はつぶせないときに使われる言葉。最近も、とある企業グループの巨額赤字が発表されたときに誰かが言っていた…。


 この言葉、ひっくり返せば、

「社会的影響が少ないくらいの小さい起業なら、潰れても仕方がない」

ということを含んでいる。コロナ下においてはそれは絶対に間違いだ。


 言うまでもなく、日本企業の多くは圧倒的に中小零細だ。コロナ下では、その多くが時間差でバタバタ倒れていく…。今はまさにそんな状況なのだ。何も手を打たなければ、最終的には大企業が倒れる以上の影響があるのは必至だ。


 津波や地震、台風等の大きな災害が襲来したときは、「一度に大きな被害」を多くの人が同時に受けるので、危機感を共有しやすい。反面コロナのように、

『時間差で多くの人が影響を受けるような災害の場合、個々人や企業間で、危機感のズレが生じやすい』

ということが起こる。
ズレがあるとといっても数年の間に起こるごく短期間の災害であるにも関わらず。


 今、情報の伝達に関しては、起きた時にほぼ全国に伝えられる状況にある。伝えたいという意図さえあれば…。そして臨場感あふれる動画で危機感や感動を共有できる時代だ。なのに、これほど情報網が発展しても、

『危機感のズレは生じている』

と個人的には思う。


 企業規模の問題だけではない。個人の価値観もいったん横に置いた方がいい。全体で「危機感のずれ」を生じないようにする必要がある。企業や個人によって多少のタイムラグはあるにしても、影響を受ける「数」が桁違いになるという意識が必要なのだ。

『時間差で多くの人が影響を受ける災害』

コロナは、大災害ではあるものの、むしろ影響の受け方から言えば「(超)長災害」という認識が正しいのかもしれない。


 


「ドーナツ」= 『Too big to fail』

「ドーナツの穴」=『コロナ下では、社会的影響が小さいから潰れても仕方ないはありえない。大災害であるとともに、(超)長災害なのだから。』



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 08:37| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
8A
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年04月23日 08:46
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