2020年04月24日

ムリ・ムダ・ムラ 第21回『撤退戦』

 アフターコロナ、ウィズコロナ…言い方はともかく、

『コロナ感染が収束しても、元の生活には戻れない』

そういう業界は間違いなく増える。コロナ下では、オンライン〇〇というものが隆盛で、ちょっと気の早い話をすれば、今年の流行語大賞には、何らかの形で「オンライン〇〇」というのは入ってくるのではと個人的には思う。

コロナ感染の中、オンライン上で便利に問題なく提供できたサービスを、コロナが収束した後にもう一度オフラインに戻そう……、なんて動きが起こるだろうか?オフラインにもどるのは、

・オフラインでないと成立しにくいもの
・オフラインの方がありがたいもの
等々……

といったものだけだ。もし戻るとすれば、それは「本来、固執してはいけないものに固執する誰かの、何かの意図」が働いていると個人的には思う。そこにムダとムリが生じるわけである。固執するためのコスト、維持管理コストが発生する。


 戻れないものに固執するのは良くない。もちろん衰退と絶滅の間には大きな差があるので、

「衰退しながらも残る」

という業界もあるだろう。とはいえ、例えば今から「レンタルDVD店をやろう!!」なんて人は相当なチャレンジャーだと思う。※サブスクのサービスで放映されていないような映像等を多く入手できれば、可能性がないこともないだろうが、そもそもそういった映像はレンタルの対象にもなっていないことが多い。


 「やらないことを決める」「手放すことを決める」なんて言い方は、あまりにもありふれているのであまり使いたくはないが、結果的にしろ、戦略的にしろ、

「撤退する」

という選択をしないといけない業界、会社組織、個人は増える。



 撤退戦は気持ちのいいものではないし、気乗りしないのもわかる。「前向きな撤退」というのはほとんどあり得ない。だが、変化するために必要ならば、生き残るために必要ならば、

『撤退はタイミングが重要』

になる。


 今手掛けているもの、かかわっているもののすべてから撤退することはないが、関わり続けるために、残すために手放す必要があるもの、手放した方がいいものは必ずある。非常時ほどそれが見えてくる…。本来は、

「コロナ下でなくても、撤退すべきこと』

が顕在化しただけなのかもしれない……。

 
今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 08:49| Comment(1) | ムリ・ムダ・ムラ
この記事へのコメント
8B
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年04月24日 09:11
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