2020年04月29日

薄口政治評論家

 『薄口政治評論家』

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵さんの肩書である。僕は趣味で人の肩書を研究しているのだが、様々な肩書の中でも秀逸な肩書の一つだと思っている。


 通常、評論家なら、自分の評論する分野において、

『辛口か甘口か』

が一般的である。なのに薄口。薄口の対義語は『濃口』。濃口な評論家の話はおそらく「狭くて深い」。需要はあるだろうがそれほど多くはないと思う…。


 薄口政治評論家という肩書の薄口は、話のハードルを下げる効果がある。専門的な話をしてもいいし、一般的な話をしてもいいし、極端な話信ぴょう性の低い話だったとしても許される部分もある。

薄口は『広くて浅い』。だから聞きやすいし受け入れられやすい。批判もしやすいし、気楽である。この肩書の巧妙さはここにあると思う。この肩書の本質は、

『気楽さと間口の広さ、そしてお互いの寛容を生み出していること』

だと思っている。


 ご本人が考えられたのか、周囲のブレインが考えられたのかは知らない…。ただ「策士」だなあと思う。

・奇妙な発言は「薄口」で吸収され
・的を射た発言は「評論家」で吸収される


すごい肩書である……。


今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 09:13| Comment(1) | 無題
この記事へのコメント
8E
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年04月29日 09:20
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