2020年06月01日

ムリ・ムダ・ムラ 第28回『他人事思考、自分事思考』

 岡目八目という諺がある。ゼロベース思考なんて言い方もある。要は前提条件なしで課題を見直して、引いた目で見た方が、解決策が見えやすい……ということだ。


 当事者意識が目を曇らせることもある。当事者じゃないと真剣に考えられないという向きもある。

全く自分に関係ない、利害が及ばないとしたらどうするのか=他人事思考
自分がそこから外れたくない、外れることができないとしたらどうするのか=自分事思考


という定義をしてみる。

他人事思考は当事者から見れば冷徹な思考
自分事思考は部外者から見れば詰めが甘く感じる思考

といったところか。


ところで同じ課題を考えるときであっても、他人事思考と自分事思考には差があるのが常だ。

自分事思考 − 他人事思考 =『?』

『?』が自分がその事柄に参加するためのコスト、理由、こだわり等々……といったものになる。もし、『?』を引き受けても当事者になろうとするなら、『?』は自分が参加するための外せない条件になる。もし、『?』を引き受けられないなら、当事者にはならない方がいい事ということだ。

ちなみに、自分事思考が他人事思考よりある課題を解決する上で効率的になることはまずない。ある種の「ムダ」があるのが自分事思考でもある。

理想は自分事思考くらいの熱さで、他人事思考をめぐらし、自分事としてことに当たる…、なのだろうが…。『アラユルコトニ自分ヲ勘定ニイレズ』に思考するのは、なかなか難しい。





今日はここまで。文責 江口
IMG_20191031_103727_3.jpg
posted by 江口 匡成 at 08:29| Comment(1) | ムリ・ムダ・ムラ
この記事へのコメント
A5
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年06月01日 09:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: