2020年06月09日

最先端の対義語は?その3 『最先端は揺らいでいる』

 山の頂上にたったとき、山の頂上は自分の足元にある。頂上を見るためには、少し山頂から降りる、ずれる必要がある。最先端も同じで、

『最先端を認識するには、最先端から降りる、ずれる必要があるのだ』


 ところが、最先端は山の頂上のように固定的ではない。最先端は揺らいでいる。最先端にいる(いた)人が最先端だと認識するのは、そこが揺らいでいるからだ。最先端の揺らぎを感じている時、最先端が認識できる。最先端に居続けようとすれば、その揺らぎに合わせて自分の立ち位置も揺らぐ必要がある。ほとんどの場合、最先端の揺らぎを予想することは不可能である。


 「最先端を極めよう!!」と言って何かを始める人はまずいない。最先端を目指して、最先端にたどり着くわけではないのだ。これは順番が逆で、

『何かを、何かの分野を突き詰めていったとき、自分の立ち位置と最先端の揺らぎが重なる。その瞬間、自分の立ち位置が最先端になる』

というのが正しいのではないかと思う。そもそも最先端は極めるものではないし、極められるものでもない。ある瞬間の状態を表している言葉だ。

 何かの分野を突き詰めていれば、自分が最先端からどの位置にいるかはある程度認識できる。そして、最先端を認識すること、知っておくことは今後さらに突き詰めていくうえでも確実に役に立つ。

 最先端の揺らぎに自分自身は揺らがない方がいい…。最先端を知るためにも。



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 08:24| Comment(1) | 無題
この記事へのコメント
AB
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年06月09日 08:42
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