2020年07月01日

ドーナツとドーナツの穴 第136回『正解が最適解とは限らない』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第135回は『正解が最適解とは限らない』

 特別定額給付金があった。僕のところには申請書が届いて、郵送で申請をすませた。あなたのところはどうだろうか?まだ申請書すら届いてない…、なんてことがないことを祈る。

さて、ネット上でマイナンバーカードと口座を紐づけ、ネットで申請…、なんて作業をすれば、給付が圧倒的に早く楽になるという話があった。これはおそらく事実だと思う。

「紐づけられれば正解」なのは間違いない。


 ところが、紐づけと申請が入力の不備などで自動的に行われず、その不備を人海戦術でアナログ的にチェックする必要に追われ、結果作業量が追い付かず、ネット上での紐づけ、給付金の申請はほとんどが中止となり、郵送での手続きを行政は勧めることとなった。

…というのがこのことの顛末だったと記憶している。


 システムを導入するとき、そのシステムを導入して、

「きちんと機能するまでの作業量、コスト」

を計算に入れずにシステムを導入するとかえって、時間もコストもかかる…という典型例だと個人的には思った。


 平時に非常時の準備をしておくのは大事だ。平時に未来の準備をしておくのは大事だ。だが、今回の特別給付金の申請に関しては、非常時に、本来なら平時にした方がいい作業を、「さらに」組み込むようなことに結果的になってしまったのではないだろうか?

導入する前に誰か気付かなかったのか?と思うかもしれない。僕も一瞬だけ思ったがそれは結果論。

実際やってみて、体験として「作業量」を知ることも重要だと思う。非常時の下、行政も相当大変だったと思う。


 新しいシステムを導入するには、事前の作業量、機能するまでの期間、コスト…、といったものの計算、見積もりは不可欠である。といっても、事前の見積もりより少なく済むことはそう多くない…。

何故なら、新しいシステムを導入する際に、そのシステムの「熟練者」は存在しないから…。
実際の生活で求められるのは、圧倒的に正解より最適解が多いと思う。



「ドーナツ」= 『正解が最適解とは限らない』

「ドーナツの穴」=『実際の生活で求められるのは、圧倒的に正解より最適解』が多いと思う



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 09:01| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
BA
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年07月01日 09:11
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