2020年07月06日

ムリ・ムダ・ムラ 第33回『実感』

 何かの真っ只中にいると、その何かに対する実感は湧かない。事が起こって、通り過ぎた後に実感は湧いてくる。真っ只中で実感が湧いているとすれば、それは残念ながら真っ只中にはいない。対象から離れているから感じる感覚が実感だと思う。


 親(子育て)真っ只中の人は、おそらく親である実感は少ないはずである。子育てが終わった後、しんみりと親になった、親である実感が湧いてくるものではないかと思う。

ところが今の時代、子育てが終わらない…、なんてこともままある。そうなると、「親の実感がないまま親を続ける」「親の実感のないまま死んでいく」なんてことも起きてくる。※8050問題などがそれに当たるのかもしれない。


 自分の意志で、何かの真っ只中にいて、実感がないまま生きて、死んでいくのならそれはそれで幸せだと思う。逆に、

周囲の状況で、実感を得られないまま生きていくのはどうなのだろう?

親になろうと思って親になったのか?
状況で親になってしまったのか?


そういう違いである。


 何かの役割を終えたり、一時的に離れた時、実感が湧いてくるものなのならば、

実感こそがそれまでの自分自身に対する評価である。

刹那に感じた、
実感を無視して、自分自身をだますのはムリである。
実感の解釈を変えて、自分をごまかしてもムダである。
実感は嘘をつかない。実感に嘘はつけない…。



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 09:00| Comment(1) | ムリ・ムダ・ムラ
この記事へのコメント
BD
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年07月06日 09:13
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