2020年08月21日

ファブル(南勝久氏の漫画の話…)

 (成人向け)漫画の話である。

一言でいえば、「殺人の天才であるプロの殺し屋が、1年間「人を殺さない」という制約の中で「普通」に過ごそうとすることで巻き起こるドラマ」である。
岡田 准一さん主演で実写映画化され、第2弾がもうすぐ封切られる。
漫画評によっては、「今、一番面白い漫画」なんていう人もいる。それには僕も同感である。
※全22巻で第一シリーズが完結し、また第2シリーズが始まるとのこと。ちなみに僕は、全巻をまとめて買い、1週間で3回、全巻読んだ。


 当然「殺し屋」の話になるので人を殺すしたり、殴ったりと「残忍」「残酷」な描写がたくさん出てくる。
人によっては気分を害する人もいるかも知れない内容を含んでいる。だからといって、その「残酷」「残忍」な表現を制限し『すぎる』

『日常に潜む非日常』
『残忍さと共存する素朴な優しさ』
『世間とは何か?普通とは何なのか?』
『優しさの奥に潜む残酷さ』

等々……
といったこの作品の持つ面白さが消えてしまう。


 読む側は当然フィクションであることは分かっているし、それが判断できるかどうかで選別し、それでも読みたい、見たい読者や視聴者が手に取る分には、出来る限り表現の制約は少ない方がいいと個人的には思う。


あっ、そういえばこの作品は、

 『表現の天才であるプロの漫画家が、「残忍」「残酷」だと世間が判断した場合、描けないという制約の中で、「伝えたいことを表現しよう」とした漫画』でもある。なるほど……

『制約条件があることで、ドラマがよりドラマチックになる』

そういうことか……


※映画『ザ・ファブル』スペシャルトレーラー(よりドラマチック編)

https://the-fable-movie.jp/




今日はここまで。文責 江口
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タグ:ファブル
posted by 江口 匡成 at 10:30| Comment(1) | 無題
この記事へのコメント
DE
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年08月21日 10:42
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