2020年11月19日

部分的あるいは限定的な多様性について その6

 誰かが「多様性」を求めるとき、そこには非多様性がある。非多様性な集団の中だからこそ、多様性を求める集団が生まれる。

多様性を求める集団は、非多様性な集団の中に存在している。

どの程度、その多様性が元の集団に浸透していくかはともかく、多様性を求める集団は、非多様性な集団の中で『部分的あるいは限定的な多様性』を持つ集団となる。いわば、『非多様性が多様性を支え、維持し、育む』ような状況がそこにはある。


 最終的に多様性が多様性を生む、いわゆる循環するような繋がりが持てるようになれば、その集団にとっては最高である。だがそれまでは、『部分的あるいは限定的な多様性』は非多様性な状況が支えることになる。

そんな中で、非多様性な集団を取り囲む環境に十分なリソースがあって、成長発展段階にあるような状況ならば何も問題は起きない。非多様性な集団が、より大きな多様性の中で淘汰、衰退している状況があるとき、
その中で、『部分的あるいは限定的な多様性』を求めている集団にとってはより大きなダメージがあることは想像に難くない。


 自分が所属する非多様性な集団の変容を起こしながら、多様性を目指す。しかも非多様性な集団のリソースが減少しているなかで…。非多様性に一部支えられながら変容を促し、自らが求める多様性を浸透させていく…。『部分的あるいは限定的な多様性』からの脱却の難しさはそこにある。



次回に続く……




今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 10:14| Comment(1) | 無題
この記事へのコメント
12C
Posted by 本人です。カウント用 at 2020年11月19日 10:21
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