2022年02月02日

ドーナツとドーナツの穴 第316回『落穂拾い』

 第316回は『落穂拾い』

 ミレーの「落穂ひろい」は、落穂を拾うほど貧しい人々を描いている。
もちろん絵画としての技巧も素晴らしい。
だが、旧約聖書の一説がそのモチーフにもなっているのがポイントで、そこには

「落穂を(あえて)残している地主」

の存在が裏側にある。※実際に落ちたのか、落としたのかはわからないが。


 誰もが落穂を拾わなくても済むような社会
誰もが落穂を落としたことを「自然だと思う」ような社会
困った時、落穂を拾えたり、(あえて)落としたりして支え合う社会
そんな社会には、まだまだ程遠いのか、それともミレーが描いたころより近づいているのか…?



 抱えきれないほどの穂を持とうとしたり…
落とすほどもない穂しかないのが現状だったり…
一本だけ残した穂に振り回されたり…



 落ちたではなく、(あえて)落とした落穂…。
落穂拾いは「落穂を拾う人」を描きながら、「落とす側の意思の有無」も問いかけている。



「ドーナツ」=『ミレーの「落穂ひろい」は、落穂を拾うほど貧しい人々を描いている。』

「ドーナツの穴」=『落ちたではなく、(あえて)落とした落穂…。
落穂拾いは「落穂を拾う人」を描きながら、「落とす側の意思の有無」も問いかけている。』





『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 10:44| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴
この記事へのコメント
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Posted by 本人です。カウント用 at 2022年02月02日 10:52
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