何かに頼りたい状況なのに、
その何かに対して「頼りない」「頼り甲斐がない」とは失礼な話…。
その頼りない何かの「頼り甲斐」より他に頼る当てのない状況。
それが、
頼りたい(が)頼りない頼り甲斐より他ない。…ということである。
※さいごの他は「た」ではなく「ほか」と読む。
頼り甲斐がないと何かを判断するならば、その何かよりは自分が頼り甲斐があると自覚しているからこそ。
ならばそこには過度に頼ってはいけない。
そういえば、何か自分で起こすときは、「頼ってもいいが当てにはするな」と言ってくれた人もいた…。
「頼りない」「頼り甲斐がない」と何かに対して思う時、
それは自分の都合で「当てが外れている」だけの時が多い。
勝手に「当て」にしている自分の問題という側面もあるということだ。
藁をもすがる状況ならば、それは藁の頼り甲斐の問題というよりも、
本来ならその状況に陥らせてしまったことがより問題かもしれない。
※そんなことを考える余裕がないから藁をもすがるのだが…。
必要な時は何かをどんどん頼りにしてもいい。当てにしてもいい…、と思う。
が、上手くいかなかった時は、頼り(甲斐の)ない何か、
当てにならない何かだけの問題ではないことは自覚して生きていきたい…。
「ドーナツ」=『溺れるものは藁をもすがる』
「ドーナツの穴」=『藁をもすがる状況ならば、それは藁の頼り甲斐の問題というよりも、
本来ならその状況に陥らせてしまったことがより問題かもしれない。』
『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。
『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
今日はここまで。文責 江口

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