隙(油断)がある感じを出すメイクというのはあるのだろうが、実際にそのメイクを上手くできる人には、多分隙(油断)はない。
反面、同じ美を追求することであっても、スキンケアはかなり個人的な事になる。
メイク室は共用であるところをよく見かけるが、スキンケア室なんてまず聞かないし、誰かがスキンケアしている場面に出くわすことはそう多くない。
スキンケアしているところを、他人に見せる…というのは、それが職業出ない限りは相当特異な状況。行為を見られている時点で相当油断しているということだ。さらに、スキンケアに本気になればなるほど、その思いに反比例して表情には隙や油断がでることが多い。もっと言えば、スキンケアには当然それなりの時間がかかるから、リラックスできる時間帯で、リラックスできる服装になる。
スキンケアは本気になればなるほど、意識していないところが隙だらけ、油断だらけの状態になるということだ。
まあ、メイクにしてもスキンケアにしても、それを見せることができるというのは、その相手にかなり心を許している(油断している)証拠だろう。きれいになっていく姿ももちろん愛おしいが、その「油断」が何より素敵である。
やはり、油断素敵、油断大好きなのである。
今日はここまで。文責 江口
