2020年09月15日

ドーナツとドーナツの穴 第167回『「過去問をAIに食わせる」という表現が気になる』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第167回は『「過去問をAIに食わせる」という表現が気になる』

 とある学習塾のCMの、「過去問をAIに食わせる云々」という表現が気になる。牧歌的なあのアニメをモチーフにしたCMだ。食わせるとは、要は出題傾向をAIで分析した学習を提供できるということなんだと思うが…。

AIに何を学習させるかという問題。
どの方向に学習させるかという問題。


少なくともそれはそのAIを使う人間が決めている。AIとか他の何かが決めているわけではない。


 AIはツールである。そしてAIによって分析された結果を使うのも人間。自らの学習メニューを選べるAIはなかなかできないだろう。「〇〇を選び出せ」という命令(コマンド)がAIには必須である。AIが別のAIに指示をだすにしても、別のAIに『「〇〇せよ」という命令(コマンド)をだせ』という指示が基のAIに必要になる……。

AIに過去問を食わせることは可能だが、AI自らがあまたある事象から過去問を選んで食う意思を持つことは想像できない。

圧倒的な記憶力と計算スピードのある「指示待ち世代」。

現在のAIのイメージは個人的にはそんなところだ。まあ、指示されたことは100%遂行する能力はすごいことなのだが…。

とはいえ、多めに見積もっても、指示されたことの20%くらいしか遂行できない「指示が残らない世代」あるいは「指示無視世代」の自分にはない能力であることは間違いない。

AIの能力以前に、指示する人間のセンスが問われる…。



「ドーナツ」= 『圧倒的な記憶力と計算スピードのある「指示待ち世代」。現在のAIのイメージは個人的にはそんなところ』

「ドーナツの穴」=『とはいえ、指示されたことは100%遂行する能力はすごいこと』



今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 07:58| Comment(1) | ドーナツとドーナツの穴