2020年02月18日

ムリ・ムダ・ムラ 第5回『ムラが魅力になる』

 動物占いというものが流行った時期があった…。個性心理学という名称で呼ばれることもある。

その性格分類の解説の中で、「太陽グループ」「地球グループ」「月グループ」という3分類があった。3分類の特徴の一つに、

「太陽グループ」=ムラがある
「地球グループ」=ムリをする
「月グループ」=ムダが多い


というものがある。動物占いの科学的信ぴょう性は一旦脇において、このムリ・ムダ・ムラの切り口は面白いと感じたのがこの記事を書こうと思ったきっかけである……。


参考文献はこちら↓


☆☆☆ここまでは前置きです☆☆☆


第5回は『ムラが魅力になる』

 気分にムラのある人とは仕事がしにくい…。なんてことを聞いたりする。一方でプライベートなどでは「遊び心」のない人を面白くないといったりする。「遊び心」とは余裕であり、ある種のムダであり、オフィシャルな場面との差、つまり「ムラ」があることを是としている状態である…。


 人生サイズで考えれば、自分がそういった生き方をしたいかどうかはともかく、

「ムラのある人生」

を他人には望む。浮き沈み、場合によっては沈みっぱなしの人生を他人には望む。小説やテレビドラマ、今受けてたり注目されている人のエピソードを思い浮かべればそれは明確だ。

『浮きっぱなしの人生のドラマ』

というのが成り立つのは、浮き方が半端じゃない人だけだ…。ただし、それですらエピソードには必ず、

・失敗
・挫折
・苦労

の話を混ぜる。なんなら無理矢理にでも混ぜないと、そもそも他人はその人に興味を持たない。

『生まれてから死ぬまで大成功、幸せだったというエピソード』



『生まれてから死ぬまで不幸のどん底というエピソード』

という話を聞くことがないのはその為である。
※そういう人も必ずいるはず。まあ、成功や幸せの定義にもよるが…。

『ムラに人は魅かれるのである』


 ムラの無い人生を送れる人はまずいない。で、ムラのある人生をドラマティックだと人は思う。だから、

『ムラが魅力になる』

わけである。ただし、ムラが魅力になるのは「沈んだ状態」を乗り越えた場合のみ。ダイヤなどの宝石も磨かないと光らない。人の不幸は蜜の味…、なんて言うが、ひたすら不幸なのはドラマでも気持ち悪い。ホラー映画やサスペンスでも一時的に「ほっと」する場面を挿入する。そしてさらに「沈む」方向にいくのがホラーなのだが…。

『禍福は糾える縄の如し』が、人生でのある種のムラを生み、人の魅力を生む……、と思う。


 とはいえムラには、自分自身でコントロールできるものと、自分ではどうしようもないものがある。自分自身でコントロールできるものでも、「あえて怠惰に、あえて大失敗」するような人も世の中にはいる。ただし、その人たちがそのままでいることはない。必ず乗り越えて、あるいは最初から乗り越えるつもりである種の「企み」をもってやっている…。

それは『ムラが魅力になる』ことを知っているからだ…。

 
今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 08:09| Comment(1) | ムリ・ムダ・ムラ