2022年09月15日

不毛

 もともと不毛だったのか?それとも不毛になったのか?…それが問題だ。



 不毛な土地を何とか肥沃…、とはいかないまでも何とか作物が育つまで開墾する。
これは相当な労力を要する。要するが労力に見合うほどの収穫が得られるかはわからない。
人間関係でも元々不毛な関係性であるものを、友好的とまではいかないまでもせめて挨拶くらいはかわせるくらいまで構築する。これも相当な労力を要する…、とは限らない。
※挨拶程度を「関係性」とするかだが。



 最初から無関係な間柄も不毛である。が無理に関係性を耕す必要はない。
不用意に友たち100人つくる必要など、現実は全くない。
人間関係で「不毛」問題になるのは、関係性ができていた、あるいは肥沃な関係性があったのに、不毛になってしまった場合である。

いわば「不毛になった関係」だ。
もちろん、すべての関係性を肥沃なままキープするのは不可能だ。
とはいえ、どちらかが不毛な状況を望んでいないのに、不毛な状況があることが問題を引き起こす。
※例えばストーカーは不毛な関係を望まないが、その被害者はむしろ不毛な関係(無関係)であることを望んでいる。



 面白いのは、不毛な議論である。議論の中身は間違いなく不毛なのに、議論している者同士の関係性は不毛とは限らないからだ。

不毛な議論を交わす相手がいるという、見ようによっては肥沃な(熱い)人間関係がそこにはある。


 何にしてもまずは、もともと不毛だったのか?それとも不毛になったのか?…それが問題だ。




今日はここまで。文責 江口
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posted by 江口 匡成 at 10:19| Comment(1) | 無題